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原子力発電所の解体廃棄物とは?

こんにちは!
株式会社テクノ稜建は茨城県ひたちなか市に拠点を置き、原子力発電所や原子力科学研究所の設備解体工事をメインにその他原子力施設に関するさまざまな事業に取り組んでいます。
今回は、原子力発電所を解体した際に発生する廃棄物について紹介していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。

廃棄物の種類と量

後ろ姿
原子力発電所の規模によってその量は変わりますが、解体・撤去作業で発生する廃棄物の量は約50万トンと言われています。
大人のゾウ1頭を5トンとした場合、これが100頭もいる計算になります。
ですが、実は、この50万トンの廃棄物のうち9割は一般建設物の解体と同様のコンクリートや鋼材などなのです。
放射性廃棄物は約1割排出されているとはいえ、そのほとんどが人々の健康に対する影響を無視できるレベルのクリアランス対象廃棄物というものが占めています。
つまり、放射性物質は全体の0.2割ほどなのですが、そのわずかな量をいかに安全に処理できるのかが重要になってくるのです。

廃棄の方法

解体によって発生する放射性廃棄物の処理・処分は、発生させた主体が責任を持つという「発生責任者」の原則のもと進めていきます。
低レベルの放射性廃棄物の中でも、放射能レベルに応じて適切な処分方法が定められているのです。
発電に用いていた制御棒や原子力発電所の炉内にあった構造物などは、比較的放射能レベルが高い廃棄物として分類します。
一方、比較的放射能レベルが低い廃棄物として分類されるのが、建物に使われていたコンクリートなどです。

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