コラム

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原子力施設、廃止措置の今までとこれから

こんにちは!
茨城県で活動中の株式会社テクノ稜建です。
原子力発電所や原子力科学研究所の設備解体をメインに、その他除染作業や放射線管理、一般土木工事などさまざまな業務を手掛けています。
今回は、原子力施設の廃止措置がいつ行われ始めたのか、また今後どうなっていくのか、そんなことをお話していきます。
弊社の業務に興味を持っていただけるきっかけになれば幸いです。
ぜひ、最後までご覧ください!

最初の廃止措置

ショベルカー
日本で初めて廃止措置が行われたのは、1976年に運転を停止した原子力機構の動力試験炉です。
将来の解体技術の発展を目的に実地試験の場としても位置付けられていた動力試験炉の廃止措置では、解体工程のマネジメントシステムや作業員の放射線被ばく低減や管理に関する技術など、さまざまな成果が現在の廃止措置の技術に役立っています。

廃止措置の本格化に向けて

今後もさまざまな原子力施設の廃止措置が進んでいく予定です。
安全かつ円滑に廃止措置を進めていくために必要とされていることをいくつか紹介していきます。

ロードマップの作製

廃止措置は、原子力施設の運転停止から放射能が弱まるまで一定期間待機しなければならないことから、一般の解体工事よりもかなり時間がかかります。
そのため、廃止措置のプロセスをロードマップなどの形に残しておくことが重要です。
これは、廃止措置の実施が進むにつれ作業員の入れ替わりなども起こり得るからです。

作業員の確保

前述したとおり、廃止措置の開始から終了までにはかなり時間を要します。
短くて十年、長くて数十年かかることもあるのです。
効率のいい作業員の育て方としては、待機期間に先人の技術を教授していくこととされています。
待ち時間を有効活用して作業員のトレーニングや資格の取得を進めていきましょう。

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